僕と間食禁止と代替行為 -代替品はいつだって役に立たない-

2021年6月7日

血糖値が300を超え、めでたく糖尿病と診断された僕。
イケメンでチャラそうな医者は笑顔で
「間食は禁止です。今後一切」
と言い放った。

「コーラは間食ですか?」
と、遠足のオヤツの確認のように言い放った僕は相当頭が残念だと今更ながら思う。

前回お話ししたように、間食の合間に仕事をしている僕にとって、間食禁止は死刑宣告に等しい。
いったいどうやって仕事をすればいいんだ。

とりあえず、視界に入る甘物を処理する。
封の空いているものはゴミ箱にダンクシュートし、未開封のものは、ダイエット中の相方にぶん投げる。
清涼飲料水は買い置きしないので(あればあるだけ飲む)心配はない。

少しキレイになったデスクに向かい仕事をする。
…とても物足りない。

普段であれば、ちょっとイラっとした案件をさばくたびに甘物を口にしていた。
まるで、芸を仕込んでいる最中のセイウチのようである。

画像はイメージです

自分を慰める方法を禁止され、さみしい口元を埋める代替行為。
タバコの登場である。
元々、人生の半分以上を喫煙者として過ごし、一日に一箱のペースで順調に納税していたが、納税額が倍になった。
甘物の代わりにタバコを咥え火をつける。
割と大きめの灰皿がすぐに満杯になる。
「タバコ吸おうかな」と思って灰皿に目をやると、すでに紫煙を燻らせたラッキーストライクが鎮座している。

さすがに吸い過ぎて喉が痛いので、若干軽いタバコに変えてみる。
…午前中に開けたタバコが昼に無くなっとる。
あっという間にI have no money.になりそうなので元に戻す。

麻雀をする時だと、これ以上の量を吸うこともあるが、毎日となると非常に困る。主に財布的に。
僕の脳は、どれだけ小さな報酬を積み重ねたいのだろうか?
そんな疑問に悩まされながら、今日も今日とてタバコに火をつけるのである。

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